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◆73期生 3学年 キャリアガイダンス◆
2020.05.13(水)
 73期生 3学年 キャリアガイダンス

 新型コロナウイルスの影響で臨時休業期間が延長され、誰も今まで経験したことのない状況が続いています。授業、部活動、行事がすべて中止になり、外出を避け、基本的に自宅で過ごさなければならない不自由な生活を送っていることと思います。しかし、自宅での自粛生活は、すべての時間を自分で管理し、行動していくわけですから、受験勉強を進めるうえで最も重要な「時間管理」「自己管理」に繋がるものです。自主・自立をモットーとする国高生の真価が問われているとも考えられます。この休業期間を学校再開後の受験勉強を本格的に進めていくための絶好の機会と考えて行動してください。
 さて、本来なら5月13日に3年生対象のキャリアガイダンスが計画されていました。学年集会を開いて、「大学入試の状況」や「進路結果の報告」「受験の心構え」などをお話しする予定でした。学校再開後、改めてキャリガイダンスを行いますが、ここでは上記の内容について簡単に紹介します。休業期間中の学習の参考にしてください。

1.2021年度大学入試の概要
 2021年度入試から、大学入試センター試験から大学入学共通テストに代わります。また、入試の名称が変わります。これまでの一般入試は「一般選抜」、AO入試は「総合型選抜」、推薦入試は「学校推薦型選抜」になります。「総合型選抜」は9月から、「学校推薦型選抜」は11月から始まります。

「大学入学共通テスト」について
 共通テストの配点は、英語リーディング100点、リスニング100点、国語200点、数学①100点、数学②100点、理科100点(理科基礎は1科目50点を2科目セットで100点)、地歴公民100点です。ただし、大学や学部が自由に配点を変更し、傾斜配点などと呼ばれます。5(6)教科7科目の900点満点、あるいは3科目の500点満点で説明することがあります。センター試験から共通テストへの変更点は、数学➀の試験時間が60分から70分になります。当初、記述問題が入ることで10分延長されましたが、記述の導入が見送られても70分のままであることから問題文の量が増えるなどが予想されます。英語の配点が筆記200点、リスニング50点から、リーディング100点、リスニング100点になります。ただし、大学による傾斜配点になります。リスニングは、1回読みが含まれるなどの難易度の変化もあります。センター試験英語の筆記の第一問,第二問にあたる発音、アクセントなどの部分がなくなります。

 「一般選抜」について
 国公立大学では、大学入学共通テストと各大学で課す2次試験の合計で合否を決めます。大学入学共通テストでは5(6)教科7科目が基本ですが、大学や学部によって異なり、配点も各大学で異なります。
  私立大学では、各大学が独自で問題を作る「一般入試」と「共通テスト利用入試」に大きく分かれます。後者については、「共通テストのみで判定」「共通テストと大学の独自試験の合計で判定」などさまざまなパターンがあります。また、科目数やどのパターンで実施するかなどは大学や学部で異なります。

 「総合型選抜」について
 これまでAO入試と呼ばれていた方式で、学力試験による入試とは異なり、「大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)」に合っているかどうかで合否を判定します。大学が求める人物像を理解し、この大学で学びたいという強い意志と動機が明確に固まっている必要があります。しかし、2021年度入試からは、出願書類だけで評価するのではなく、各大学で小論文、プレゼンテーション、口頭試問、学科試験などの学力を評価する試験の実施または共通テストの活用などが導入されます。

 「学校推薦型選抜」について
 学校推薦型選抜は、大きく分けて指定校制推薦と公募制推薦に分けられますが、いずれも学校長の推薦が必要です。学校長の推薦を受け、調査書と面接や小論文などで合否が判定されます。これまでは学力検査が行われないこともありましたが、総合型選抜同様に、各大学で学力を評価する試験の実施または共通テストの活用などが導入されます。

 「英語外部検定の利用」について
 大学入学共通テストで英語外部検定の成績提供システムは中止になりましたが、ここ数年、英語外部検定を利用した入試がどんどん拡大しています。定員を分けたり、受験資格にしたり、満点換算したり、加点したりなど、英語外部検定をやっていた方が有利になることが考えられます。特に総合型選抜、学校推薦型選抜等ではかなり大きな意味を持つので、しっかり取り組む必要があります。一般選抜でも、私立大学では一定の成績を持っている人を優遇する入試を設定しているところが多くあります。

2.進路結果と入試に向けて
「進路通信」に今年の進路結果を載せてあります。大学入試改革などへの不安から弱気になり、多くの高校生が志望を下げる中、国高生は、志望を下げることなく第一志望合格を目指して努力し、最後まで頑張った素晴らしい結果です。センター試験から共通テストへの変更などがありますが、国高生の受験に向けての対策は大きく変える必要はありません。とりわけ強気の姿勢が進路実現につながった今春の卒業生同様に、志を高く持ち志望を下げることなく高い目標に向かって最後まで頑張ることが大切です。

大学入試に向けてのポイント
 ①国公立大学対策を行いながら「共通テスト」と「2次
  試験(記述)」の力をつける。
 ②私立大学志望でも「共通テスト」の活用と記述力をつ
  ける。
 ③志望大学の入試方法を研究する。
 ④志を高く持ち、志望を下げることなく、高い目標に向
  かって、やるべきことを最後までやり切る。
3.「進路の手引き」合格体験記より(抜粋)
 ①計画を立てることです。大雑把でいいので1日のタイムスケジュールを決めることです。国高生は、やるべきことが多く、時間は限られています。優先順位をつけ、計画的に学習を進めるのは必須です。
 ②基礎力が受験における強さに直結しているということです。基礎力を一気に身につけることは簡単なことではありません。積み重ねていくことが遠回りのようで一番の近道です。
 ③日頃の授業を大切にするということです。授業を最大限に集中して取り組むこと、定期考査に全力で取り組むことです。内職しても学習の効率は上がりませんし、成功している人も少ないと思います。
 ④忙しさを言い訳にせず、勉強時間0分の日を作らない、すき間時間を無駄にしないことが学力向上の鍵で大切なことです。
 ⑤勉強時間は自分で捻出しようと思えばいくらでも捻出できます。大事なのは「自分に言い訳をしないこと」です。
 ⑥失敗は、自分の実力を見誤って努力が上滑りしたことです。難しい参考書に挑んで解けず、答えを見てしまうという流れになっている人はまずいです。「焦らずコツコツと」。
 ⑦やるべきことは後回しにせず、なるべく早く終わらせよう。先延ばしにしたところでいつか必ずやらなければいけません。今からやれば「苦手→得意」は無理でも「苦手→普通」は可能です。
 ⑧スマホとは距離を置くことをお勧めします。本当にスマホは怖いものです。貴重な時間がどんどん奪われていきます。「時は金なり」ですから、もったいない使い方は(少なくとも受験生のうちは)やめた方が良いと思います。

4.模擬試験について
 学校再開後すぐに「第1回全統共通テスト模試(河合塾)」を実施します。
  6月1日(月) 英語(リーディング・リスニング),
          数学①
  6月2日(火) 理科,国語,数学②,地歴公民
         (時程は改めて連絡します)
 また、6月5日(木)に予定していた「第1回駿台全国模試」は中止にします。学校では実施しません。年間の模試の実施計画・申し込み予定などについては、改めて連絡します。

5.進路実現に向けて

 
この難局を乗り越えて

未来をつかもう!

進路実現のために自己管理を